本づくり日記②

4月13日から、今年度つくる本のために、写本を開始しました。

何を写本したかは追々、本をつくったり、自助会的活動で紹介したいとも思います。

今回の本の目的は、『まとめ本』です。といっても自伝ではありません。

自分のことを書く、自伝は書いたことがあります。
当初、急性ストレス反応で死を意識したときに、障害だけで苦しんだまま、何も残さないまま死んでいくのかと強烈に思ったことを発端につくった本が自伝的な本『Kikucy Recovery Walk』で、35歳ぐらいまでのまとめが書いてあります。

ただ、誰も私に興味もなく、誰も読みたくないという問題作で、強制的に呼んでくださった皆さま方にはクリエイティブハラスメントだったなと思っています。反省しています。

小説も書いたことがあります。私小説のような形でしたが、簡易製本して、WRAPのクラスに持っていっていたら、なぜか1000円で売れたという経験をさせていただいて、非常にうれしかった記憶があります。また、別の人ですが、内容に感想をくれた方もいて、本当にうれしかったです。

何年も費やしたリカバリーファンタジー小説の試みはうまくいかない方法でした。これは、かなりのエネルギーを費やしてきましたが、原稿にならずに終わってしまいました。

私にはファンタジー小説はうまくいかない方法をみつけました。

副産物としては、パワポイラストの技法が向上したり、小説創作用のエクセルフォームがほぼ完成したことです。

4月まで行っていたリカバリーファンタジー小説の試みは打ち切り、仕事も辞めましたので、この度13日より、新たに『人に喜んでもらうこと』を軸に活動を開始しました。

本づくり学校にもリモートで参加していますので、しっかり1冊をつくりたいと思いました。

発端は、部屋を片づけていきたいという思いもあり、蔵書を減らそうと思ったことに始まります。

そこで、あとあとも読みたくなるエピソードをまとめようと思いました。

というのも、自伝は自分の過去なので、思いだして記憶を改変することはできるという効能がありますが、いかんせん、新しい発見がないので、持ち歩くことはない。

そこで、やはり、刺激は外部から取り入れようということで、他の人の知恵を借りることにしました。

写本しながら、ひすいこたろうさんの本を呼んでいたのですが、自分はエピソードから考えさせられることが多いなと思いました。

以前は端的なフレーズ、例えば、名言などに影響を受けていましたが、何かを考えようと思ったときにはエピソードの方が考えやすい。

エピソードは色々な解釈ができるということで、自分の形に合わせた学びを得やすいのではないかと言うところに至りました。

だから、こんかいのまとめ本には、誰かの考えを極力排した、エピソードをまとめていこうと思いました。

本の左側にはエピソードを、右側は自分が考えたことを書き込めるよう白紙のページをつけておこうと思いました。

この本が完成した読者へのねらいは、この多様な価値観の世界では自分の考えをしっかりと持つことと、自分の考えの軸を自分で作ることです。

そして、エピソードに刺激を受けて、自分の体験や聴いたことを統合しながら、自分で考えていくということを目的としています。

それには、参考にするエピソードは誰かの考えに極力染まっていないものがいいかもしれないと思いました。

目的は幸せになることです。昨日の自分よりましになることです。

ですから、最初は私が思うしあわせな3人。小林正観さん、斎藤一人さん、ひすいこたろうさんの紹介したエピソードをまとめようと思っています。特に、現状自分の部屋にあるものからまとめようと思いました。

しあわせの発見を自分でできるようになれれば、いいかもしれないなと思いました。

それは私の人生もそうですし、自分のまだ見ぬ子どももそうですし、まだみぬ自助会のメンバーもそうです。

今からつくろうとする本は私的利用。もう少し広げると福祉目的、非営利目的であります。

ですが、私的利用ということで、作っていけば著作権上、安全だと思いますので、私的利用のまとめノート型書籍をつくっていきたいと思います。

まとめはどこの書籍に書いてあるかも記載しているので、マイクロライブラリをしたときには紹介できるようになると思います。

絵本は・・・・・・、どうなるかわからないですが、エピソードの一部を絵本化することはありうるかもしれないなと思います。

最終的には自分の障がいからの自由を題材に、絵本や、本を作っていきたいと思ってます。

2025/04/16 23:54:41 キクシェル

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