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アルバム『Ticket』について
アルバム『Ticket』は当時、大好きだった、ただ1人のためだけに作った自作CDアルバムです。ものすごく一生懸命作りました。ある日、音楽が好きなその人に作品を渡したのですが、後日感想を聞くと「聴いていない」というとても切ない気持ちになりました。つまり、私以外、誰も聞いたことのない作品集のひとつです。作品の供養ということで、このホームページに載せることになりました。
お聞き苦しいところもあるかと思いますが、楽しんでいただければと思います。
アルバム『Ticket』は全曲がDTMで作られております。仕事をし始めて、思い切って買ったMIDIキーボードに当時無料だった、SONARを使って作っています。DTMといっても、ドラムループ作って、キーボードのように弾いているだけだったりもします。ですが、当時はとても楽しかったことを記憶しています。
今はパソコンにSONARもないし、元データはもう無いので復元はできませんが、当時はDTMで音楽制作が仕事の息抜きになっていました。仕事や生活の困難も、音楽制作ということで、かろうじて生き延びていた面は大いにあったと私は判断しています。
アルバム『Ticket』は自分の声を録音していません。理由は忘れましたが、DTMで曲を作るときにマイクがいるというので、低収入のため買えないという事情がありました。また、曲の完成度という意味でも、自分の声を入れない方がよかったかなと思っていたと思います。今、作るなら、入れた方がよかったかなと思う曲もありましたが、自作CD『Ticket』に関しては楽器のみの曲となっております。
曲のあれこれ
この曲は、自作CDアルバム『Ticket』の冒頭に収録されている曲です。
当時を思い出すと、曲の冒頭は明るい曲調の曲にしようとしていたことは思い出せます。
そして、ベースラインが4音でだんだん上がっていく感じで、右手を自由に泳がせるという手法の弾き方をしています。
ピアノを習っていましたが、前述のトラウマのため、練習をしなくなったので、左手が演奏できません。そこで、1音ずつベースラインを弾くという手法にたどり着いています。
自作CDアルバム『Ticket』のその他の曲の中にも、短音のベースラインで構成された曲が散見されます。というか、ほとんどそうです。今後、紹介すると思います。
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INITIAL余談
この曲は、二度と弾けない類いの曲です。一発録音だったと記憶しています。ドラムの音に、メロディを重ねていくという形で作っていったと思います。DTMで作っているのにアナログさ加減がかなり感じられる曲です。自作CDアルバム『Ticket』の曲はだいたいアナログ感たっぷりです。
皆さまにしあわせなことが湧き水のごとくあふれ出しますように
2024/10/22 21:03:18 キクシェル
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