キクシェルラジオ4(恩送り)

キクシェルラジオ4(恩送り)

今日は『恩送り』について少し話します。

 「恩送り」というのは、(いただいた恩を、ほかの人に返していくこと)という意味の言葉です。


 というのも、先日、小林正観さんの動画を見ていて、斎灯サトルさんという方が、「小林正観さんが亡くなって、恩返しできなくなってしまったから恩送りをするのだ」というようなことを言っておられました。

 また、斎灯サトルさんは著書の『正観さんのしあわせ絵言葉』という本の中でも「恩送り」について一文があり、「感謝し、ひとつでも「恩送り」をしていけばいいのです」と書いてあります。

 自分は「恩返し」できなくなったらそれまでだなと思っていたので、この「恩送り」という考え方がすごく好きだなと思いました。

 そこで、早速ネットで「恩送り」を検索してみたところ、「恩送りの法則」というものがあるらしいです。

なるほどなるほどと思って、見ていて、恩送りには善意のサイクルがあるらしいです。

紹介しますと、恩のバトンリレーで、人も社会も幸福度が上がっていくそうです。具体的なステップは、

①恩に気づく
②感謝があふれる
③誰かに恩を送る
④受け取った相手が恩に感謝する
⑤相手が誰かに恩を送る
⑥善意の連鎖がどんどん広がる
⑦自分に返ってくる

というサイクルであり、これこそが「恩送りの法則」であるそうです。

 そして、この「恩送り」のいいところは、恩返しの対象者は基本的に一人だけなのに対して、「恩送り」は複数の人に行うことができ、恩を渡す人数に上限はないところです。やろうと思えば、対象者は無限大というところです。
 また、行なう小さな恩送りが次々とつながり、やがては豊かで優しい社会を作る原動力となるかもしれない書いていました。『恩送りの法則』の著者はこれこそが、「恩送り」の最大のメリットだと考えているそうです。

「恩送り」は受けた恩に感謝して、人が喜ぶことで自分にできることを行っていくということで、感謝の連鎖をどんどん起こしていくという素晴らしい考え方だなと思います。

 本日は「恩送り」について紹介しました。

 「恩送り」で自分も世の中もよくなっていくのが楽しみです。

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