今回、選んだ本は斎藤一人さんの『地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ』です。
本との出会いはいつだったか、就労継続支援B型にいたときだったと思います。
現状を何とか変えようと、斎藤一人さんの本を探していた中で見つけた本です。
結局、自分は行動できていないからうまくいかないのではないか、と励まされた本のひとつです。
この本は行動の大切さを再度考える時に読みたいです。
この本の良いところは最初に夢を実現するステップが図説でついていることです。夢に対してできる努力をすることの大切さから目標の立て方、小さな成功体験の連続が自信になるなど冒頭から引き込まれます。
他にも、行動することの大切さにまつわることが書いてあります。できれば、全部引用したいのですが、本を読まれると必ず発見があると思います。
失業や入退院を繰り返す中で失った自信を回復させるとき、この本にはそのきっかけとなることが書いてあると思います。もう一度、行動を改良してチャレンジすることの大切さを思い出させてくれる大切な本です。
成功とか、楽しさとか、しあわせとかを探す星
行動しながら自分にとっての正しい道を選ぶの。
成功とか、楽しさとか、しあわせとか、そういうのを探す星なんだよね。『地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。』 斎藤一人、サンマーク出版、2015年
思うところ
自分にとっての正しい道を選んでいくというところが大切だと思っています。
自分が選んだからには自分の行動で、責任は自分なのです。
他人の意見は他人の意見。当たり前ですが、自分の行動は自分の責任です。他人の意見に耳をかし行動していく中で、他人の意見に疑問があっても、それを自分で選んでいることがわかってきました。
問題は、その状況で起こってくる失敗の責任をあろうことかその助言者のせいにしてしまうというということです。それでは自分の人生を自分で生きたとは言えません。
ただ、全てのことが自己責任というわけではないと思います。私が精神障害になったことはいろいろな要素があったと思っているからです。それは自己責任とかそういうことではなかったように思います。
精神障害になったのは誰のせいでもありません。
自分が頑張りすぎた、我慢しすぎた、衝撃的な出来事があったなど、複雑で、単純な現象ではないと思っています。
それでも、症状を抑えた後は、また、自分で選んで行動していく必要があります。
私は関係妄想という残存症状が残ったので、思考を翻弄されて、うまく行動できませんでした。
それでも、成功、楽しさ、しあわせを選ぶよう行動を改良していくことは大切なことだと思います。そして、それぞれの個人の環境で必ず成功、楽しさ、しあわせは用意されているものだと私は思います。
自分の楽しさや成功、しあわせを探していくことをやめないようにしていこうと思っています。
全力を出し切って行動する
全力を出し切って行動している人と、力があるのにサボっている人とでは、起こる現象が違ってくるんです。
『地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。』 斎藤一人、サンマーク出版、2015年
思うところ
私は、失業や再発、入退院を繰り返す中で、最初はやる気もみなぎっていましたが、絶望と疲労感で、だんだん怠惰になっていたと思います。
症状の影響もあったのか、社会の中で全力を出したいけど出せないことが続きました。
その中で、自分は無価値なのではないかという考えがめぐり、何をやってもこんな状況は変わらない、と、あきらめてしまっていたように思います。
引用部分の前にある全力で田を耕す人とそうでない人のたとえ話を知り、とりあえず出し切ることはしておこうということで、趣味のパソコンに全力になっていました。
今は、その技術のおかげで、実用に耐えうるぐらいのパソコンスキルは身につきました。就労継続支援B型の利用をしているときも、その能力が買われて、エクセルの入力の作業を任せてもらえました。
任せてもらえる仕事があることや能力が活かせていることが嬉しく、事業所に行く動機になりました。
たとえ趣味といえども、全力で出しきっていると、そういう転機となることに巡り合わせがあるのかもしれません。そこで、どうするかは自分の選択だと思います。
個人的な感想を言うと、出しきることは幸運に恵まれると思います。
この話の続きで、学んだ知識や知恵を相手のためにも出しきることの大切さも知りました。
私は、自分のために知識や知恵を学んできましたが、誰かのために活かしきれていたかといえば、疑問符がつきます。
ですから、このブログや今後の活動を通じて、よいものを提供できれば良いなと考えています。
皆さまに素晴らしくしあわせなことが湧き水のごとくあふれ出しますように
2024/10/01 05:40:23 キクシェル
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