雑音話1 一歩手前の君へ

 

音楽活動の開始

 私の音楽活動の開始は、小学生の時にピアノを習ったことから始まっています。練習もせず、ピアノ教室に行っても弾かずに終わることもありました。いつしかピアノ教室の発表会では少しも弾けずに終わりました。無音のままピアノの前に座って舞台にひとりぽつんといることは強烈な恥ずかしい体験として残っています。中学校に入学するときに、私はピアノ教室を辞めました。

作曲の開始

 それからは、音楽活動はキーボードを適当に弾くぐらいしかしていませんでした。大学生の時に失恋をして、その時に、銭形金太郎というテレビ番組で斎藤竜明さんが『フラノの歌』を歌っていて、かっこいいなぁと思い、それがきっかけで祖父から譲り受けたアコースティックギターを弾き始めました。
 完全に独学で練習を行っていたため、我流に次ぐ我流で、今でもコードを中心に弾くというどうしようもない感じになっています。
 そして、大学を卒業して統合失調症を発症して、療養中に簡単な弾けるコードで曲を作りました。それが、『一歩手前の君へ』でした。

『一歩手前の君へ』

一歩手前の君へ

『一歩手前の君へ』 歌詞

『一歩手前の君へ』  作詞・作曲:Kikuciel

何も出来ないなんていってないで

始めてみたらどうだろう

最初は誰でも何も出来ない

進んでみたらどうだろう

いづれっていってる奴が何かを

成し遂げていますか?

今からはじめてもいいんじゃないの?

才能は後回し

やっちゃいけないことなんて

そんなに多くは無いだろう

何が待っているかなんて

行ってみなけりゃわからない

失敗を恐れてる奴が何かを

成し遂げていますか?

本気でやったらいいんじゃないの?

結果は後回し

どうせ出来ないなんていってないで

試してみたらどうだろう

完璧な人間なんてどこにもいない

間違っててもいいだろう

何もして無い奴が何かを

成し遂げていますか?

とりあえずやったらいいんじゃないの?

心配は後回し

才能は後回し

結果は後回し

曲づくり余談

 この曲は、専門学校に通っていたときに誕生日プレゼント(迷惑だろ!!)の自作CDアルバム『DEAR』に収録しているものです。
 元々、就職活動がうまくできず、自分の夢も追えずという状況の中にいて統合失調症を発症しています。その中で、挑戦していこうという気持ちがあったのだと思います。この頃は、若さもあり、エネルギーもまだあったため、前向きです。今も前向きですが、不安という意味では当時の方があったと思います。若さ故の不安というものだと思います。

 音楽活動当時はKikucielではありませんでしたが、このブログを機にKikucielに統一しようと思います。

雑音話を聞いて頂き、作品を聞いて頂きありがとうございました。

皆さまに素晴らしきよきことが、湧き水のごとくあふれますように

20204/9/28 17:00:53 キクシェル

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