雑音話15 参考書

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曲のあれこれ

 この曲は、自作CDアルバム『DEAR』に収録されていた曲です。

 コードも3つで構成されており、単純な曲調で終始しあがっています。

 この頃は、学生時代が長く、若さから、どう生きていったらいいか散々迷っている時期で、かなり揺れています。自分の人生をものすごくしあわせにする本があれば欲しいなと思っていました。
 しかし、しあわせというのは人それぞれ感じるところが異なるので、大枠は教えることができても、細かいしあわせは自分で感じるより他はないのだと、後々になって知ることになります。

 私の人生の参考書としてあげられるのは、小林正観さんの書籍、斎藤一人さんの書籍、ひすいこたろうさんの書籍は読みやすくてわかりやすくて実践しやすいと思います。
 私には、仏教関連の本が結構、参考書になっています。宗教に毛嫌いがありましたが、仏典というのは本当の幸福についての智慧の集積のような気がしています。
 まだ、全ての仏典を読んだわけでもなく、浅い知識で申し訳ないのですが、仏典を解説した記事や動画もネット上にはたくさんありますので、しあわせな世界を自分もみんなも作っていけるようになれたら嬉しいなと思っています。

 話はそれてしまいましたが、「誰が欠けても 僕を作れない 誰にも真似できない 人生の参考書」をこの頃から作ろうとしていたのかもしれません。そして、それは、自分にしか作れないものなのだと確信を新たにしました。

 楽しんでいただけると光栄です。

参考書

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参考書・歌詞

生きるとはどういうことですかという問題が試験に出た

僕は解答用紙の空欄を埋められずに帰ってきた

どこに行ったら  教えてくれるのか

あったらいいのになぁ 人生の参考書

生きるために何が必要かという問題が試験に出た

僕は隣の子の答えを真似てお金と空欄に書いた

本当にそうなのか 誰も教えてくれない

譲ってください 人生の参考書

生きるということについて調べなさいという宿題が出た

いつかおばあさんがくれた手紙の中に答えはあった

人に会いなさい 本を読みなさい

どこにも売ってない 人生の参考書

なぜお金をかけて勉強するのかと友達が真剣に聞いた

いつかおばあさんがくれた言葉の中に答えはあった

お金は盗めても 頭は盗めない

気づけばそこにある 人生の参考書

一番大切なものは何ですかという問題がでた

僕は解答用紙の空欄に数人の名前を書いた

誰かが欠けても 僕を作れない

誰にも真似できない 人生の参考書

参考書・余談

 母方のおばあさんは生前、達筆の手紙をよくくださり、人に会って、本を読みなさい、と、教えてくれました。そして、よく私にこう言ってくれました。
 お金は盗めても、頭は盗めないから、よく勉強をしなさい、と。
 私が素直に勉強するようになったのは、この言葉があったからに他ならないな、と思います。

 お金がなくなっても、勉強して、経験して、智慧がついていれば、また、再起できますし、別の方法を模索したりもできるでしょう。

 自分にしか書けない人生の参考書があると思うので、それを、少し書いてみようかと思っています。

私たちに素晴らしくしあわせなことが湧き水のごとくあふれ出しますように

2024/11/02 18:55:39 キクシェル

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