今日は大学時代について少し話します。
今回はキクシェルさんの重要イベント『休学と原付の旅』について少し話します。
大学4年になる前、キクシェルさんは、進路に疑問を持ったことと、失恋の影響もあり、精神不安定になり、大学を休学することを決意したそうです。研究室も配属後すぐにやめたので、大学教授には迷惑をかけたそうですが、続けることができなかったそうです。
キクシェルさんは職業を人で選んでみようと思い、取材に行ったイタリア料理店の店長の下で働こうと思ったそうです。
1年間では困るという話だったので、休学したといういきさつもあったそうです。そこから、イタリア料理店のバイト生活が始まったそうです。生活費もギリギリだったので、他のバイトと掛け持ちもしていたそうです。
キクシェルさんは、自分の失敗で先輩が怒られたり、休日を間違えてメチャクチャ怒られたりしながら、最初評価は低かったけれども、徐々に認められ、仕事は信頼がとても大切になるということを骨身にしみてわかったそうです。
お笑い芸人の自伝を読んでいたこともあり、この辺りから、退学して芸人を目指したという話をちらほら聞いたそうです。笑いというものに憧れた部分があり、退学して、芸人を目指すことを本気で考え始めたそうです。
秋頃。キクシェルさんは、休学してからもやりたいことを探しをしていたそうです。そんな中で、休学したのにバイトだけでは物足りない、という思いがあり、『日本全国原付ダーツの旅』という企画を打ち立て、当時、所持していたスーパーカブで旅に出ることにしたそうです。
要望もあり、旅日記をつけることを決めました。バイト先に3週間ほどの暇を頂きました。なので、3箇所ぐらいはいけるだろうということで、日本地図に向かってダーツを投げるということをイタリア料理店の控え室でしていました。ダーツの当たったのは鳥取と茨城と北海道江差まで行く予定になりました。
「この街のいいところは何ですか?」というのを村人にきいてまわるという企画でした。実際、いきなりこの街のいいところを話しかけるのは勇気がいったので、道を聞くフリをして話しはじめるという技術を身につけたようです。
旅ではユースホステルを利用していたのですが、旅の終わり頃の北海道小樽のユースホステルで出会った女の子に「楽しんでいないでしょう」と言われ、ショックがあったのを覚えているそうです。
キクシェルさんは、「楽しむことが大切」だと知るのはかなり後になってからになったと回想しています。
旅も無事に終わり、後で、日記を見せたところ、誤字脱字が多いと感想を頂いたそうです。
ここから言える教訓は、
- 『本気の失恋は精神不安定になる』
- 『信頼はちょっとづつ築かれていく』
- 『自分がしたいことは決意すれば変更できる』
- 『仕事には信頼が大事』
- 『旅先で人に話しかけるのは、会話のいい練習になる』
- 『旅は総合力が磨かれる』
- 『旅の詳細な日記は強力なツールとなる』
- 『楽しむことが大切』
皆さまにしあわせなことが湧き水の如くあふれだしますように。
2024/12/19 23:46:18 キクシェル
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