短編 キクシェル短編5 においまんじゅう においまんじゅうそのまんじゅう屋を見つけたのは、営業契約がとれないの午後のことだった。「田舎ってのはどうしてこうも食いつきがわるいのかね」芦原幸夫は、赤いレンガの花壇に腰掛けて、固まっていた首を馴らした。(こんな人のいない地域のまんじゅう屋... 2025.02.03 短編
短編 キクシェル短編1 やめられない キクシェル短編集1やめられない「とにかくやめられない」「何を?」「とにかくやめられない」「何を?」「どうにかしたい」「だから何を?」「でも、今はやめる気ないし」「だから何を?」「それはね・・・・・・」冬の夜風が冷たく、2人に吹き付けた。「絶... 2025.01.22 短編