私が今から描こうとしている物語には、魔法が登場します。今回は、魔法創造について調べたことを中心に書きます。
魔法の創造は結構悩ましいので、参考文献を少し自分が活用するところだけまとめてみました。
魔法の源泉を明確にする
「魔法の源泉を明確にする」創造のチェックポイント
▶「魔法を使ったぶんだけ何かが減る」というのが考え方の原点となる。
▶魔法を使用しても減らない無限の源泉があれば、当然、それをめぐる激しい奪い合いが生じるだろう。
▶世界に充ち満ちていた源泉が枯渇に向かうときも、大崩壊が発生する。『クリエイターのためのファンタジー世界構築教典』宮永忠将、宝島社、2020年
魔法の源泉については、ないと中々魔法体系を作ることは難しいかもしれないなと感じています。
自分が作る作品がどの程度魔法を使うかはまだ、未知数な部分があるのですが、魔法の源泉については考えておこうと思います。
幾度となく魔法の創造には失敗してきているので、マンガやアニメやゲームなどをあまり見ていないということもあり、いい意味でオリジナリティ溢れる魔法が作れればいいかなと思います。
魔法では、等価交換という話もちらほら聞きますので、「魔法を使ったぶんだけ何かが減る」という原理についてはしっかりと考えておきたいと思っています。
科学でエネルギー保存の法則なども習いましたが、参考にするかしないかはわかりませんが、とにかく魔法使用の代償は考えておきたいと思いました。
魔法の限界を絞り込む
魔法を使えば何でもできるというわけではありません。
一見何でもできそうな魔法にも、実は通用しない領域や、発動できない範囲があるからこそ、空想世界の物語において魔法が成立するのです。
この限界を先にしっかりと定めておけば、創作を開始しても、簡単にはぶれません。『クリエイターのためのファンタジー世界構築教典』宮永忠将、宝島社、2020年
都合良く魔法を使おうとしていましたが、万能な魔法は物語に入れるとかえって使いづらいし、なんでも魔法で片づいてしまって、物語に魔法を入れる意味もわからなくなるということで、自分の作品では使用や領域、能力等、魔法の制限をしっかりつけていきたいと思っています。
魔法の源泉が明確になり、魔法の限界を明確にしておけば、おおよそできることも限られてきました。
私の場合、まだ、魔法創造は初期段階ですが、新しいアイディアを思いつくこともありました。
また、亜人種や幻獣とも絡めると複雑になるようです。
なかなか難しいものを含んでいますが、一つ一つ、作り上げていきたいと思います。
魔法の分類としては、以下のようなものがあるそうです。
「戦闘系魔法」「治癒系魔法」「精神操作系魔法」「卜占や占星術」「物理干渉系魔法」「変身と変容」「ロストテクノロジー」
詳細は、上記の参考文献を興味のある方は読まれてください。
ファンタジーの世界設定についてものすごくたくさんのことが書かれています。
読み切るのもたいへんですが、ファンタジーを作ろうと思ったら、その都度、読んでおくとよいと私は感じました。
2024/11/18 19:48:00 キクシェル
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