不調時のWRAPに関しての気づき

症状と言っていいのか、私の体調面が不調な時『変な言葉が出る』『大きな声が出る』『歩き方が変になる』『力が入る』というものがあるのですが、この現象がなぜ起きているのかというのは分かりません。医師にはヒステリーに近いのではないかということでしたが、確証はありません。

私はストレス脆弱性があり、ストレスがかかるとこれらのことが不意に現れるので、まぁ、障がいなのですが。

これまでは、頓服を飲むなど薬を使ったりしていたのですが、少し前に、頓服を飲まずに解決できたことがありました。というか、なんだかんだ調子よくなったりするので、自然によくなった可能性も否定はできませんが、より早期に解決できたということで改めてここで紹介しておこうと思いました。

まず、『変な声が出てるとき・出そうなとき』は何らか嫌なことが起き、ストレスがかかっている状態です。ただ、何が嫌かはこの時点では分かっていません。身体がどうしてかストレスを感じている状態です。ゴムホースを見て蛇かと思って驚く時の反応と似ているかも知れません。

こういうときは、まず、そこから距離をとることです。できない場合は苦しい状態が続きますが、できるだけ距離をとらないと冷静になりません。その時は比較的早期に距離をとり、苦しい状態を抜けることができました。しかし、声は出るし、歩き方は変になり、力が入る状況でした。

そこで、上氣元Radio(現状や出来事を言葉にして、スライドに記載しながらしゃべる)をしました。これにより、自分の今のストレスを言葉にすることができ、具体的な対象としてみることができました。言葉にすることで冷静にそのことを見ることができ、今はこういう状況なのだというのと、どういうストレスがかかっていたのかというのが明確化しました。ストレスの明確化ができたら、それにたいして、KWS-R7(WRAPが記載されたエクセルの日記システム)を確認します。WRAPを確認して、該当するサインのプランを実行します。かつて作ったプランの中にはこれは効果ないだろうというものも含まれていますが、そういうものは除去して、効果的だろうというものを実行します。その時は『ときどきすることリストを実行する』とありましたので昼時というので「豪華な食事」を実行しました(その時は、ばりそばを食べました)。このことによって、意識が食事に集中し、声が出たり力はがいることからは少し距離を保てました。そして、帰ってさらに上氣元Radioをしました(その時は40分ぐらい)。そこで、ときどきすることリストをしてどんな気持ちになったのかをしゃべったり、言葉にすることで明確化され、症状はほとんど緩和され、その時のストレスは90%ぐらい解消されました。そこまで解消されるとほぼ通常運転できる状態でしたので、通常の予定をこなすことができました。

これが、不調時のWRAP成功の一部始終ですが、自分の症状は不調のサインとして扱うのが適当だなと思いました。

統合失調症の妄想や幻聴とはまた別ものですが、不調のサインを無視して頑張り続けると、体験上、妄想や幻聴が現れることを考えると、不調のサインの時点で対策を打つ必要があると思います。

そこで、今まではなすすべもなかった『変な言葉が出る』『大きな声が出る』『歩き方が変になる』『力が入る』に対して、WRAPを使った有効な方法が手に入ったことは有益でした。

その構造としてはこう言うことだったのではないかと思います。

まず、社会に出るとストレスがかかる。その中で、苦手なストレスがかかる。その苦手なストレスが何なのか分からないけれど身体が反応する(変な声が出そうになる等)。
身体サインが出たらどうするかはWRAPを作っていれば実行すればいいです。(苦手なストレスが何かが分かっていればさらに対策は進むと思いますが)。
身体サインがヤバいなと思ったら病院に行けばいいです。(それもWRAPに書いておいてもいいかもしれません)
とりあえず、身体が反応してサインが出たら、言葉にして具体化する必要があります。その一番いいのが信頼できる人に相談ということでしょうが、相談ができない場合が私の場合は多いので、自己解決型の方法を取ります。それが上氣元Radio(しゃべり、スライドに書く。スライドに書き、しゃべる)。しゃべりながらノートに書いてもいいかも知れません。大事なのはしゃべることと書くことです。どちらもすることでより効果的になります。特にストレスがかかったときはしゃべることは発散にもなりますし、書くことで思考を整理することができます。
ここで大事なのがモヤモヤした気持ちを自分なりの具体的な言葉にすること。そこでそのストレスが何者かが分かります。後は、そのストレスがかかったらどうするか。WRAPを作っていれば、プランを見て実行します。
プランがない場合は、最初は道具箱を片っ端から試すのがいいかもしれません。
リストにした道具箱から有効そうなものを選んで実行します。
その身体サインが軽減したら、有効だなと思って印をつけておくか、書きとめておきます。
サインがなくなったらアフターフォローもしておいたら次回安心です。そういった意味で、事後処理として、しゃべると書くを同時に行い、その身体サインが出たらどうしたかと、どんな現象になり、どんな効果があったか書いておくと、次回、同じようなことがあったときに参考になります。それが、WRAPだと思います。

そして、身体サインが出たとしても対策が打てるなら、私たちは自信をもって社会を渡っていける。その自信が大事なような気がします。

だから、不調時のWRAPを見つけたときはとてもうれしかった。

それがいいたかっただけです。

次、変な声出るような状況はまた出るでしょう。だが、私には対策があります。それが、私の挑戦への自信へとつながります。

2025/06/22 23:03:43 キクシェル

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