B型通所に必要だったもの

私はどうやら思い違いをしていたようでした。

悪口を言われたわけではなかったのかもしれないということ。

そして、周りは敵だと思うようにしたことは、ある意味で自分を守れましたが、協力して何かを生み出そうとするときには邪魔な考えであるということです。

だから、敵意をなくすようにする方法がひとつあるとするなら、共に創る。
これが一つあげられるのではないかと思います。

今、B型の職員さんと一緒に作品を創っていますが、そこに敵意はないです。

何かを破壊するとき敵意は生じます。破壊されると敵意も生じます。
ですが、芸術作品を共に創りあげるとき、敵意はそこにはありません。

私に必要だったことは、作品を共に作り上げるということだったのだなと思います。
そうすれば、心は安定する。
芸術作品に正解はなく、感覚や感性で生み出せばいい。

世界に必要なのは地球という芸術作品を共に作り上げるという優しい意志なのではないでしょうか。

世界では残酷なことがおこなわれているのは話には聞いています。
どのくらい知っているかといえばわずかなものかもしれません。
ですが、残酷なものは残酷。

残酷なものをごまかすための芸術ではなく、芸術そのものが秘める可能性を、共に創るという経験で私は今日少し感じました。

今までは個人で創ることが主でした。ですが、共に創ることは色々な発見があるし楽しい。

感性 × 感性

それぞれの経験と感性の持ち味の彩りが出る。

私は、小細工無しで、それでいいのではないか。そんな気がしました。

それが、よく聞く「あなたのままでいい」という言葉の意味なのかなと。

今日はそんなことを考えました。

2025/11/13 13:56:37 キクシェル

コメント

タイトルとURLをコピーしました