注:
『障能力者ら』シリーズは気持ちのいい作品群ではありません。不快に思う方もおられると思います。この作品群は、後に改善されていくという種類の作品群ですので、どうしても不幸で終っていることになります。あまり不幸が嫌いな方にはオススメできない作品群になっておりますので、スルーしてください。後に、不幸で終るわけではありませんが、まぁ、あまり気持ちのよい作品ではない可能性はあります。それでも読みたい方のみ、読み進めていただければと思います。そして完全フィクションですので宜しくお願いします。
ソファムが自分の能力に築いたのは小学校の頃だった。
砂場で遊んでいた時、女の子2人が砂山を作っていた。そこに、ボール遊びをしていた子がボールを投げて、踏み潰し、山は崩れてぐちゃぐちゃになった。
ソファムは、自ら山を再建しようと決意し、手をかざした。
そこで、5時間目の授業のチャイムが鳴り、ソファムは校舎に戻った。
そして、6時間目の授業が終わり、ホームルームの後、帰りに砂場によったら、砂山が元のように戻っていた。
「オレの思いが通じたんだ。オレには思ったことを実現できる能力がある!」
そのことがあって、ソファムは何度か別のもので試してみた。
割った卵を元通りにするとか、先ず破壊してみて再構成することをやってみた。
だが、うまくいかなかった。
それからはいろいろなものを破壊しては、再構成するということを始めた。
すぐにものを壊すので、他の子からは、破壊神ソファムとあだ名をつけられた。
うまくいったものもあった。
それは粘土。そして、ブロックのおもちゃだった。
そこでソファムは思った。
(素材に限定されるのかもしれない。今の状態のオレの能力は)
自らの再構成の能力を最大限活かすために、高校生に入っても、粘土やブロックのおもちゃで再構成の訓練をつんでいた。
高校を卒業して就職する前に、履歴書を書いた。
特技、再構成。
と書いた。
毎回、面接に行った会社に質問されるのは再構成ってどういうことですか?
ということだった。
ソファムは再構成もわからないのかと、イライラしていた。
そして、説明できるだけの言葉を持っていなかった。
ある時、面接で、再構成をやってくれといわれ、
面接の椅子を叩きつけ破壊した。
いきなりのことに面接官がびっくりした。
ソファムは、手をかざした。
その時の再構成はうまくはいかなかった。
「最近は調子悪いですね。粘土とかブロックとかだと再構成できるんですが」
そういうと、面接官は困った顔をしていた。
ソファムは面接に落ち続け、無職となった。
ソファムは、
(世の中が悪い、世の中を再構成してやる)
と言って、道路を鈍器で破壊しているところを自治会の人に取り押さえられた。
ソファムは家族に連れられて、精神科病院に通うこととなった。
2026/05/18 14:49:21 キクシェル

コメント